共同幻想と個人のリアル~そこで人は再生しているか?
「まちづくり」において、PRは大事だよ、という話。
「茶山台団地再生」 PR活動が最高賞
企業や団体の優れたPR活動を表彰する「PRアワードグランプリ」(主催・日本パブリックリレーション協会)の19年度グランプリに、大阪府住宅供給公社とPR会社のオズマピーアル(東京都千代田区)の『茶山台団地』再生プロジェクト」が選ばれた。団地の過疎化が全国で問題となっているなか、入居率の増加などの成果を上げたことが高く評価された。
PRアワードグランプリは、日本のコミュニケーション技術の向上と、広くPR活動を理解してもらうために毎年開かれている。今回は20回目で75作品がエントリーした。
最高賞のグランプリを獲得した「『茶山台団地』再生プロジェクト」は、入居開始から約50年が経ち、住民の高齢化や入居率の低下が進む茶山台団地で、16年にスタート。
住民を「団地再生にともに取り組むパートナー」と考え、住民との対話を重ねながら課題の解決に取り組んできた。
その結果、「茶山台としょかん」や「DIY工房」、「団地ウェディング」といった取り組みやイベントが人気を呼び、2戸の住宅を1戸にリノベーションした「ニコイチ」も応募が殺到するなど注目を集めている。
公社では、広報支援業務を担当したオズマピーアールと共に、こうした取り組みを積極的に発信。団地が抱える課題の解決に向けた先進的事例として多くのメディアにも取り上げられた。
こうしたプロジェクトについて、PRアワードの審査員らは「衰退していく団地の存続というテーマへの取り組みで、同じ悩みを抱える同様の地域へのモデルケースとなり得る」と高く評価した。
今回の受賞について、田中陽三・広報戦略グループ長は「オズマピーアールさんの協力でメディア発信をすることで、団地に対する世間のイメージも変わってきていると実感しています。入居率も向上し、しっかりPRをしてよかった」と話している。 (「泉北コミュニティ」2020年1月23日号)
では、「人づくり」においては? というところで「うーん」と唸ってしまう私。(*'ω'*)
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