そこに何かが「無い」ことで、何かが「ある」ことがわかる。
先日から話題沸騰の、「南部大阪都市計画特別緑地保全地区の決定に関する案」につき、昨日12/13(金)までが縦覧期間で、約2週間の間、市民は堺市役所に意見書を提出することができた(皆さん、出されました?٩(๑❛ᴗ❛๑)۶)。
これに先立ってなされた、「令和元年度第3回都市計画公聴会」の記録が大変興味深い(それに比して、「公述意見に対する堺市の考え方」は、希釈化・矮小化・漠然化されており(こんなの、反対意見を述べた人にとっては、回答とは言えんわな)、実にしょっぱい。フェア、オープン、オネスト、クリーンの4元素でいうと、フェアでも、オープンでも、オネストでもない。クリーンかどうかもアヤシイ…)。
公述人とその賛否は下記のとおり。
- A:賛成
- B:賛成
- C(鉢ヶ峯の自然を守る会代表、大阪府地球温暖化防止活動推進員):賛成
- D:賛成
- E(御池台在住、元泉北高校教諭、堺植物同好会副会長):賛成
- F:賛成
- G:賛成
- H:賛成
- I(鉢ヶ峯の自然を守る会スタッフ):賛成
- J(当地の農地造成事業のコンサルタント):反対
- K(鉢ヶ峯寺在住、当地の周辺地権者):反対
- L(美木多在住、当地の周辺地権者):反対
- M(鉢ヶ峯土地改良区副理事長・営農組合長):賛成
- N(泉田中在住):賛成
- O(庭代台在住):賛成
- P:賛成
- Q(当地の全てを個人所有する地主):反対
- R:賛成
以上18名、賛成14名、反対4名。
それなりに長く、盛りだくさんの公聴会記録なので、トップ5を挙げるとしたら、反対側からはJ&Q(※語義矛盾だが、大トリ前にラスボス登場( ゚Д゚)、必見である)、賛成側からはM&N、締めくくりにRを読むといいだろうか(すごいな~、これぞ民主主義!・・・と言いたいところだけど、民主主義は夢だよね。(๑˃̵ᴗ˂̵))。
公述人の構成はさておき、とくに反対意見を述べた人たちの発言からうかがえる、堺市の作為、不作為(堺市は自らの不作為によって、何をしようと(=作為)しているのか)を考えると、大変興味深い。
いっとき「国策捜査」という言葉が流布したが、さしずめそのミニチュア版といったところか。(ΦωΦ)
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