言葉が通じる、幸せな関係を築こう。
2019年11月14日号の「泉北コミュニティ」より。
@1面
府にまた振り回される堺市 ビッグバンも引き継ぐ 近大移転の代替公園で
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@2面
府所有のビッグバンと緑地 無償譲渡で、市が覚書 21年4月に正式譲渡
近畿大学医学部の泉ケ丘駅前移転に伴い、新たな公園の整備が予定されているビッグバン南側の緑地について、大阪府と堺市は、府から市へ用地を無償譲渡する条件を協議するため、覚え書きを交わした。今後、ビッグバンを含めた公園用地の2021年4月の譲渡を目指し、協議を進めていく。
近大医学部の移転では、泉ヶ丘プール跡地のほか、田園公園と三原公園の一部が売却されることになっており、その代替公園として、ビッグバン南側の濁(にごり)池周辺の緑地が「(仮称)泉ヶ丘公園」として整備される予定になっている。
当初、堺市はビッグバンの施設と用地全体を無償で譲り受けて公園整備を行う計画だったが、府がビッグバンの事業継承に難色を示し、協議は決裂。結局、市が府から5.5ヘクタールの用地を約19億円で購入することになった。
しかし、6月の市長選で永藤英機市長が当選すると「府知事と堺市長が交代したから」と、改めてビッグバンの施設と公園用地を一括して府から市へ無償譲渡できないか府に持ちかけた。その結果、市への用地売却を白紙に戻して協議を始めることが決まった。
このため府と市は、協議を始めるにあたって、10月3日付けで「ビッグバン及び後背地の活用協議に関する覚え書」を締結するとともに、公園用地5.5ヘクタールを無償で2年間、市に貸与する契約を結んだ。
これを受け、府と市は21年4月のビッグバン事業継承と土地の無償譲渡に向けて、ビッグバンの事業内容や公園の活用方法などについて協議を進めていく。
また、ビッグバンや公園の運営については民間活力の導入も検討。公園の全面オープンは、24年頃になるという。(「泉北コミュニティ」2019年11月14日号)
1面の「府にまた振り回される堺市 ビッグバンも引き継ぐ」は、看板に偽りありで、とにかく府を悪者扱いしたい、悪意のある表現と言わざるをえない。
2面の詳細を読めば、振り回されているのはむしろ府の方で、より正確なタイトルをつけるとしたら、「堺市がまたごねて府に認めさせる ビッグバンも無償譲渡へ」あたりだろう。既存のタイトルに引っ張られずに、記事の内容にあった表現をとるなら、「維新タッグで ビッグバン含め堺市に無償譲渡へ」くらいか(好かんけどね)。
それにしても、“竹山市政”時代の「泉北コミュニティ」は、とかく維新推しが激しかったものだが、“永藤市政”になると、「何でもけなす泉北コミュニティ」みたいになっている。なんだかな~。(*'ω'*)
それはそうと、こういう前言撤回的な(府市の)友好/契約関係と、これは、矛盾してない? どういうこと?
「府知事と堺市長が交代したから」という文言は、最近の堺市政におけるマジック(≒発言明瞭、意味不明瞭な)・ワードで、維新にとっては、次の選挙への布石にはなるのだろうが、それは党利党略でしかなく、(仮にそう思ってなくても)本来は、「そちらの方が(未来を含めた)市民にとって有益だと判断したから」と言うべきではないのか?(ま、とてもそう言えないから、本人も意味の分からないマジック・ワードを使うんだろうな。ΦωΦ)。
お互いに軽んじ合い、現在しか見ない関係からは、相応の結果しか出ないよね。
対して、お互いに尊重し合い、過去と未来に責任を感じる(過去と未来のことに、現在が責任をとりきることはできないけれど)関係の幸せなことよ。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
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