合理的な判断を下せないのが人間である~行動経済学

なんだか、「泉北コミュニティ」の追っかけ? ファンサイト? みたいになっていて恐縮なのだが(笑)、引き続き、近大医学部移転をめぐって。


公園売却 全議員が「賛成」 堺市、5.3ヘクタールを22億円で

近畿大学医学部移転に向けた公園用地の売却について審議していた堺市市議会は3日、全会一致で売却に同意した。市は近く、近大に田園公園と三原公園の一部など約5.3ヘクタールを約22億2656万円で売却する見込み。公園売却をめぐっては、周辺住民が公園の廃止処分差し止めを求める訴訟を大阪地裁に起こしている。

実質的に議案を審査した9月26日の市議会建設委員会では、公園売却後の街づくりに関する質疑が出されたものの、公園売却に直接関わる質疑はなかった。 

最後の討論で、各会派からは、今後も周辺住民の理解を得るため努力し、住環境の整備を進めるよう求めるなどの意見が出されたが、公園売却には全会派が賛成した。 

これによって、市議会では、周辺住民らが求めていた公園売却の妥当性や合法性について、一度も市の見解をただすことなく、議論を終えた。今後、公園売却の是非は裁判で争われることになる。

一方、市が決定した公用地の詳しい評価額が、本紙の公文書公開請求によって明らかになった。

泉ヶ丘プール跡地を含む田園公園4.5ヘクタールの鑑定価格は1平方メートル当たり3万3600円で、総額約15億1484万円。評価額の算定に当たっては、建物の撤去費用や雨水管工事費約7億5161万円を差し引いた。駐車場用地0.4ヘクタールは、ほぼ宅地並みの評価で1平方メートル当たり9万2800円。総額3億6359万円となった。 

三原公園の一部0.4ヘクタールについては、1平方メートル当たり2万2600円で、総額9713万円だった。

最終的に雨水管工事費は市と近大の間で折半とし、工事費の半額の約2億5099万円を加え、全体の売却額を22億2656万円とした。


監査請求を棄却 「代替公園あるので合法」

近畿大学移転をめぐり、周辺住民らが公園を売却しないよう求めた住民監査請求に対し、堺市の監査委員は9月26日、「請求には理由がない」として請求を棄却する決定を行った。

  • 堺市の監査委員:西川良平(市議:自民)、裏山正利(市議:公明)、藤坂正則(公認会計士)、小杉茂雄(弁護士)

監査結果の概要によると、公園の廃止を決めた市の手続は、法律に基づいて適正に行われているとして適法と認め、代替公園としての「(仮称)泉ヶ丘公園」の整備によって、都市公園法で定める公園廃止の要件にも該当するとした。

このほか、住民が訴えた随意契約による売却の妥当性についても、今回の随意契約は地方自治法施行令に該当し「違法または不当」とはいえないなどとして、請求には理由がないと結論付けた。

請求が棄却されたことについて、住民代表の前川賢司さんは「監査委員に住民の思いを理解していただけず、残念でならない。今後は裁判の場で、私たちの考えを主張していきたい」と話している。(「泉北コミュニティ」2019年10月10日号)


すごいなー、「請求には理由がない」といって棄却するんや。(いやいや、理由はあるやろ。=゚ω゚)ノ)

私だったら、「「違法または不当」とはいえず、よって請求を棄却する」って回答するんじゃないかと思うが、そういう世界なのね?

勉強になるなあ。


それにしても、私たちは忘れっぽいからなあ。半年に1回くらい選挙すべきやろうな。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

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