長いものには巻かれろ

近大医学部移転にかかる田園公園の(一部)売却につき、「泉北コミュニティ」9月26日号に、こんな記事が出ていた。


公園売却 「府と近大の意向」と市

住民からの差し止め訴訟 10月15日に初公判

近畿大学医学部移転のため、堺市が都市公園の一部を廃止し近大に売却しようとしているのに対し、周辺住民が提出した監査請求に対する意見聴取が9日、市役所で行われた。公園売却の妥当性について、市がどのような説明を行うか注目されたが、市は「府と近大から打診を受け、周辺地域活性化の効果が期待できると判断した」などと従来の説明を繰り返すだけで、都市公園売却の妥当性については明確に答えなかった。

意見聴取は、監査委員が請求者や関係する職員に質問し意見を聴く手続きで、9日は10時から監査請求をした住民ら、11時から柴信市長公室長や中辻益治建設局長をはじめ職員ら10人が出席した。

近大に土地を売却する合理性について尋ねられた市側は、2013年7月に府と近大から医学部移転の打診を受け、駅前活性化への効果が期待できると判断したなどと回答。老朽化した泉ヶ丘プールのリニューアルも当時、課題となっていたとした。

しかし、住民らが求めている「なぜ、新たな公園やプールの建設のために多額の税金を投入し、住民に住環境の変化を強いてまで公園を売却しなければならないのか」という質問に答える内容はなく、「府と近大に打診され、決めた」「手続きは適正に進めている」という答えに終始した。

市の答弁に対し、小杉茂雄委員(弁護士)から「緑道の確保、緑の保全について、近大に履行を義務づけなくてはならないのではないか」との指摘があったが、市は「住民の意見を聞き、近大側と協議していく」と述べるにとどまった。

住民らの代理人、木虎孝之弁護士は「市の主張は、形式的、手続き的にきちんとやってきたというものだった。その手続きの中身が問題なのではないか」と指摘した。今後、監査委員は請求について検討を行い、10月8日までに結論を出す。

また、住民らは監査請求とは別に、公園を廃止する処分の差し止めを求める裁判を大阪地裁に起こしたが、初公判は10月15日と決まった。(「泉北コミュニティ」2019年9月26日号)


市長も、前任者との違いを見せたかったら、これこそストップすればいいのに。


先に、田園公園の代替地としての(仮称)泉ヶ丘公園の整備計画を見直すことが明らかになっているが、これが、近大医学部移転中止の前フリだったら、カッコいいな~(V)o¥o(V)


・・・(仮称)泉ヶ丘公園は整備延期、近大医学部は予定通りオープン、となったりして。(*'ω'*)

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