「そんなはずじゃなかった」と言っても、もう遅い

何がなんでも〇〇批判? の続編にあたる(と言っていいのか?)記事。


ハーベストの丘近くに児童自立支援施設 白紙撤回を示唆 馬場代議士 ツイッターで

 堺市が、南区泉田中に開設を進めている市立児童自立支援施設について、日本維新の会の馬場伸幸衆院議員(大阪17区)が自らのツイッターで、「吉村知事や松井代表とも協議して代替案を考えています」と発信。施設開設の見直しについて検討していることを示唆した。自立支援施設はもともと、大阪府から長年、設置を求められており、ようやく土地の買収にこぎつけた。馬場議員の発信内容が事実なら、施設整備計画が白紙に戻ることになる。

 馬場議員のツイッターは、市長選挙の応援演説内容を批判されたのに対し、反論する形で発信された。

 馬場議員を批判した元府議や堺市議のツイッターなどによると、馬場議員は6月1日の市長選挙の応援演説で、「(堺市は)泉北ニュータウンの山の中にある土地を2万坪買った。これは児童自立支援施設という、ちょっと、ひねくれた子供を更生させるための施設を建てるというんですね」などと発言。これに対し、元府議や市議が「自立支援施設を、ひねくれた子供を更生させる施設とは、問題発言ではないか」などとツイッターで批判したところ、馬場議員もツイッターで「40億円近くの税金をかけてやる事が子供達の利益を最優先に考えているといえるのか。吉村知事や松井代表とも協議して代替案を考えている」と発信した。

 施設予定地は、泉田中の山林を切り開いた元宅地造成地約6万4720平方メートルで、購入価格は約6億6669万円。ここに約35億かけて施設やグラウンドなどを整備する。

 児童自立支援施設は不良行為をした児童や、家庭環境に問題があり生活指導が必要な児童を入所させ、健全な育成を図る施設。児童福祉法で政令指定都市は設置するよう求められているが、堺市には無く、府立の施設に21人分の定員を確保している。しかし、府は10年以上にわたり、早期の施設整備を求めている。

 地元にも反対する声があり、事業を継続するのか、見直すのか、永藤市長の判断が注目される。(「泉北コミュニティ」2019年7月11日号


何かあったときに、自分が何も言わず、何も行動しないと、それを認めたことに(も)なってしまうので(これが黙認)、それをそのままスルーするわけにはいかず、何らかのアクションは起こさねばならない。その一方で、有権者や周囲の人の“代わりに”、頭と言葉と時間を使うことで、有権者や周囲の人が自ら考えたり、自ら行動したりするチャンスを奪ってしまうんだろうなあ、と思う。まちづくりと同じく、自分たちだけが当事者になってしまうこと(=当事者の囲い込み)で、他の人が(幅広いグラデーションを持った)当事者になるチャンスを奪ってしまう、と言ってもいいだろうか。


自分の言葉と行動は、時間差をおいて、自分に返ってくる。私たちは常々、「老人施設は現代の姥捨て山だ。そんな親不孝を許すな」と言ってきたから、いざ自分たちの家族が施設ケアを必要になっても、通いやすい場所に入れる施設がない(だって、それに反対して、近くに造って来なかったんだから。定員百名の施設に入所待ちリストが数百名にのぼるのはよくある話)。自分は決して入るまいと思ってきたから、いざ自分が入ったら、そんな自分(とそれを求めた家族)を許すことができず、施設で新たな人間関係を結ぶこともできない。そんな事故を、私たちはどれほど見聞きしてきたことだろうか。


私たちに必要なのは、事実を共有して、判断と行動ができる当事者を増やしていくことにあるように、改めて思う。自動車教習所で私たちが必ず習う、①認知→②判断→③操作のすべてのステップがすべてのドライバーに求められるのと同様(それが適切なタイミングで伴わない場合に、事故が起こる)、政治家を“運転”するドライバーたる私たちのすべてに、認知、判断、行動は欠かせない。


事故は、誰も幸せにはしない。「そんなはずじゃなかった」「そんなつもりはなかった」と言っても、もう遅い。

泉北コモンズ(仮)

「コモンズ」のコモンには、”顧問”と、”common(共有の/共同の)”を掛けています。 泉北に暮らす人たちの顧問'sになれるように、泉北に興味がある人たちの共有地(commons)になれるように、コモンの輪を少しずつ広げていきたいと思います。 あなたもよければ、泉北のまちの住民、応援住民、ふるさと住民、そして私たちの仲間になって下さいませんか? 2040年代の泉北は、自分たち/D!Yで創る

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