早く「人口」でものを見るのは止めよう
人口増加は桃山・鴨谷台だけ ~昨年の12月
泉北ニュータウンの昨年12月末人口が、前年より2071人減少し、12万1708人となった。減少率は一時に比べ鈍化しているものの、人口減少に歯止めがかかったとは言い難く、このままのペースでは来年には12万人を切る可能性もある。
世帯数も444世帯減の5万6484世帯となり、1世帯の人数も0.02人減って2.15人となった。少子高齢化によって、1世帯当たりの人数が減少していることがうかがわれる。
地区別にみると、泉ケ丘地区が前年比1177人減の5万6652人、栂地区が574人減の3万4405人光明池地区が320人減の3万651人だった。
住区で増えたのは、76人増の桃山台と11人増の鴨谷台の2住区のみ。最も減少したのは、329人減の原山台で、次いで竹城台の294人減、220人減の晴美台だった。
ニュータウンではここ10年以上、人口が減り続けており、10年前の08年14万473人に比べると、約1万9千人減少した。
堺市では泉北ニュータウンの人口減少に歯止めにかけるため、若年層向けの家賃補助や駅前地域の再整備などを行っているが、効果が現れているとは言い難い状況が続いている。(「泉北コミュニティ」2019年4月11日号)
76人と11人の増加って、人口増加というか、かろうじて維持のレベルで、タイトルにすべきはむしろ「人口減少つづく」であるべきなんじゃないかと思うんだけど、どうだろうか。(ΦωΦ)
そもそも、私たちは(泉北を含む)日本全体として、急激な人口減少、縮退の坂道を転がり落ちているのだから、それに棹差すのでなく、その勢いを使ってどんな(新たな時代の)幸せにジャンプしていくかを議論し、個人としても続々とその幸せに着地していくべきだと思う。
自分は役人でもないのに、役所の頭で考えて(=自分の頭で考えず)、(未来は、過去や現在とは同じでないことだけは確かなのに)過去の幸せの尺度で考えていると、ほんとに「役所の考えるまち思考」「役人の考える幸せ像」から逃れられなくなるぞ。
人口が減ったら、電車の混雑や道路の渋滞は減って、移動しやすくなる。地価も下がって買いやすくなる。
資産価値が減って残念に思うんやったら、さらに下がる前に売ったらよろしいがな。
不便になると文句を言う(だけで何もしない)んやったら、さっさと便利なところに引っ越せばいいやんか。
引っ越すのは嫌でその代わりのことは何もしたくない、安い店をネットで見つけて商店街では買わない、本は図書館で借りるばかり、自分の所得を増やす努力もしない(自分の所得を決めるのは会社だと思ってる)、ということをやってれば、そりゃ、世の趨勢に流されるわなあ。
ていうか、
堺市では泉北ニュータウンの人口減少に歯止めにかけるため、若年層向けの家賃補助や駅前地域の再整備などを行っているが、効果が現れているとは言い難い状況が続いている。
なんて、前からさんざん指摘されてるんだから、その目的(=泉北ニュータウンの人口減少に歯止めをかける)自体を早く変えた方がいいよ。
そうして初めて、施策(=若年層向けの家賃補助や駅前地域の再整備)を変えることができる。
これじゃ、ダム開発と何ら変わらない。(*'ω'*)
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