客が買わなかったから潰れたのか?

およそひと月前の1月28日に、天牛堺書店が破産申請した。


東京商工リサーチ「【破綻の構図】(株)天牛堺書店~なぜ私的整理は頓挫したのか~」(2019年2月19日)を見ると、まあそういうことなのか、と分かるが、私の周りでは、「なじみのあの店が無くなってショック!」「だから(ネットでなく、近場の)本屋で買わんとあかんねん!」といった声が重なった。


・・・けど、そういうのを見ながら、「あんた、ここでほんまに頻繁に新刊を買ってたか?(古本を含む立ち読みはしても、重いからその他の理由で、購入=受け取りはアマゾンでしてなかったか? スタバに立ち寄る以上の頻度と金額を、ここに費やしていたか? 以前は本を買っていたのに、最近は図書館で済ませていなかったか?)」と思ってしまった、性格の悪い私です。(`・ω・´)キリッ


客が買わなくたって(もっといえば、客がいなくたって)、続いている店・業態はいくらもある。

どんな人にも、「この店、客が入っているのを見たことがないのに、よく続いているなあ…」と思える店があるだろう(昔からある商店街のブティックとか、その最たるものではないか)。


たぶんね、店が潰れるのは、客が入らなかったからじゃない。

マネジメントの問題だ。

出版不況と言われて久しいが、すべての書店が閉店に向かってまっしぐら、なわけではないでしょう?


変わらなければ、替えられる。

客は、天牛堺書店が無くなれば、他の書店で買うだけ。客は悪くないし、客を理由にしてはいかん。

経営者/従業員の側からすれば、ロイヤルカスタマー/ファンとの間に、どのようなコミュニケーションを行い、継続的な関係(今風に言えば、SDGs)を築いていくか、に尽きると思う。


そうでなければ、私たちは経営者/従業員/客として、ショックを受け続けるだけ。


くしくも、天牛堺書店が破産申請した2019年1月28日に更新された@堺でしょの記事:「【堺の本屋】やっぱりデカイほうが良い!堺市の大型書店をまとめてみた!」は、

どうも、本はいまだ手にとってペラペラめくりたい派のワラビーです。
最近、本読んでますか?
電子書籍もだいぶ浸透してきましたが、やっぱり本屋をふらふらと歩くのもやめられませんよね。

大型書店に行くだけでなんだかわくわくします。

豊富な品揃え。思いもよらなかった出会い。

そんな夢が大きな書店には詰まっているんです。

てことで、堺市及び堺市周辺にある大きめの書店をまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

で始まって、


ちなみに私は、本屋にもよく行きますが、基本はAmazonかメルカリで買い、メルカリで売るを繰り返していますね。
キンドルは欠かせません。

という言葉で締められている。


示唆深いよね?

泉北コモンズ(仮)

「コモンズ」のコモンには、”顧問”と、”common(共有の/共同の)”を掛けています。 泉北に暮らす人たちの顧問'sになれるように、泉北に興味がある人たちの共有地(commons)になれるように、コモンの輪を少しずつ広げていきたいと思います。 あなたもよければ、泉北のまちの住民、応援住民、ふるさと住民、そして私たちの仲間になって下さいませんか? 2040年代の泉北は、自分たち/D!Yで創る

0コメント

  • 1000 / 1000