〇〇の不自由と時間の不(満)足を、マーケットを通して解決する

いしわたり淳治のWORD HUNT〈vol.6〉「新曲のタイトルがもはや事件!? 星野源に宿る“無敵感”」(朝日新聞デジタル2018年4月20日)の中に、こんな下りがある。

子供を託児エリアに預けて、隣のオフィスでママたちがデスク仕事をするという託児機能付きオフィスを展開する株式会社ママスクエア。同社代表の藤代聡氏はリクルートの元社員だそうで、そこで学んだ「“不”があるところにビジネスチャンスがある」という理念が事業の発想の源になっているのだそう。藤代氏いわく、リクルートという会社は、結婚・就職・引っ越しなどやったことがなくて「不安」や、情報がなくて「不満」というジャンルにおいて成功を収めた会社なのだという。
 なるほど。そういう目線であらためて“不”のつく言葉を探してみると、「不便」は“便利グッズ”に、「不運」は“占い”に、「不精」は“各種代行サービス”に、「不機嫌」は“飲み屋やカラオケ”に、「不遇」は“転職サイト”に、「不健康」は“フィットネスジム”に、「不測」は“各種保険”に……という具合に、たしかに様々な“不”がビジネスに転換されていることに気がつく。まだ誰も気づいていない“不”を見つけたら、そこにはチャンスがあるのかもしれない。

なるほど、私たちは、これから出来(しゅったい)する、〇〇の不自由と時間の不(満)足を、マーケットを通して解決すればいいのかもしれない。

しかも、「狙いは良かったけど、ちょっと早すぎたね…」と言われない程度に、すでにマーケットに出(始め)ている社会のニーズが(一部の人だけのものから)一般化するまでを、デザインの力を使ってうまく助けるようにして。

そう、airbnbのJoe Gebbiaたちが、デザインの力によって、世の人々の幸せの総量を増やしたように。

泉北コモンズ(仮)

「コモンズ」のコモンには、”顧問”と、”common(共有の/共同の)”を掛けています。 泉北に暮らす人たちの顧問'sになれるように、泉北に興味がある人たちの共有地(commons)になれるように、コモンの輪を少しずつ広げていきたいと思います。 あなたもよければ、泉北のまちの住民、応援住民、ふるさと住民、そして私たちの仲間になって下さいませんか? 2040年代の泉北は、自分たち/D!Yで創る

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