UR団地初の建替作業が竹城台1丁で始まる


UR竹城台1丁 撤去棟居住者が仮移転 29~42棟、来春解体へ

 泉北ニュータウンのUR団地では初の建て替えとなる竹城台1丁団地で6月、撤去棟居住者の仮移転が始まった=下図(※本ページには無し)。

 仮移転を来年3月までに終えて、同年4月から既存建物を解体・撤去する。その後本体工事に入り、新高層住宅の完成は2022年6月をめざす。URは、ここで一体的な土地活用を図り新たな機能の誘致や若い世代の入居を促進し団地内の活性化を進めていく。

 建て替えとなるのは団地西側エリアの29~42号棟で、先工区と後工区に分けて工事。先工区は東側の29、30、31、32、33、34(集会所含む)の6棟で、後工区は35、36、37、38、39、40、41、42号棟の8棟。撤去棟の管理戸数は1DK、1LDK、2DKの計627戸。

 建て替え後の住戸プランは1DK(概算家賃5万5千円)、1LDK(同7万1千円、7万4千円)、2DK(同7万1千円、7万4千円)など。住戸内に安全手すり、キッチン・洗面所・浴室への給湯設備や温水床暖房など高齢者にやさしい設備やBS・CS供用アンテナ、ブロードバンド対応のインターネット配線など最新の設備や、共用部分は各階停止の福祉対応型エレベーター(防犯カメラ付き)を設置する

駅前高層の86%が移転希望

 この建て替え後住宅へは、泉ヶ丘市街地住宅2棟(14階建と10階建の計627戸)の住居者の本移転先となる=図上(※本ページには無し)。居住者の86%が、ここへの移転を希望している。(「泉北コミュニティ」2018年6月14日号)


ここは、泉ケ丘駅近くで、(泉北の中では)便利なエリアだからな~。


泉北ニュータウンにある住宅約5万8千戸のうち、公的賃貸住宅が半数(50.8%)の2万9千戸を占め、そのうち約半数(53.5%)の1万5千戸が府営住宅、URは3割弱(28.2%)の8千戸、府公社は2割弱(18.3%)の約5千戸となっている(泉北ニュータウン再生府市等連携協議会『泉北ニュータウン公的賃貸住宅再生計画(改訂版)』2012年による)。


府営住宅は住宅保障の意味合いを持つので、他の2者とは同列に扱えず、URと府公社は8千戸と5千戸なので、数的にはそこまで大きな違いはないものの、立地エリアにおけるURの有利さと府公社の不利さが、今後の建て替え(の有無。※府公社は、ほぼ建て替え不能)にも大きく影響を与えているのだろう。

泉北コモンズ(仮)

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