泉北の緑道の「ビジョン」は?

南区広報紙「みなみ」の4月号に、


南区区民評議会、南区教育・健全育成会議 関連事業

心と体に効く「緑道ウォーキングマップ」を作成

区民の健康増進と区域の魅力の再発見を目的に、「泉ヶ丘」「栂・美木多」「光明池」の各エリアの緑道ウォーキングマップを作成しました。

各マップで指定するフォトスポットや、オススメの泉北の風景写真を撮って南区役所に送ると、オリジナル缶バッチや抽選で南区の特産品がもらえる「泉北フォトラリー」を実施しています。同マップは各区役所市政情報コーナーで配布しています。(堺市南区広報「みなみ」2018年4月号


とあり、いそいそと南区役所市政情報コーナー(南区役所3階)に行ったが、どこを探しても見当たらないので、カウンターの人に尋ねたら、「何部も取っていかれる方がおられたので、外には出していないんですよ」といって、カウンターの中から1部ずつ出して下さったのを見て、「すげぇな。この存在と配布を知らない人は、受け取って帰ることができないのか。こういう運用にすることを、カウンターの中に居る人だけで決めたのか、上司はそれを認めたのか、そもそもこういう運用が批判されうること、またその恐ろしさを想像しないのか、一事が万事か?」と驚愕した新年度の始まりです。皆さん、大過なく過ごしておられますか?


そのマップ(と泉北フォトラリー)がどんなものかについては、南区トップページ >南区について >区の魅力 >泉北フォトラリーにデータがある。

ちょうど「泉北コミュニティ」3月22日号の第13面には、「ハイキングコース泉北の緑道」が載ったばかりで(これはときどき掲載されている)、「泉北の歴史の中で、同じようなことを、異なる主体が、異なる媒体で何度もくり返しながら、今に至っているんだなあ」としみじみ思った。


今回の緑道マップは、「区民の健康増進と区域の魅力の再発見」を目的に作成されたということで、それは別にいいけど、ヴィクトール・フランクル「人生から何をわれわれは”まだ”期待できるかが問題なのではなくて、むしろ人生が何をわれわれから期待しているかが問題なのである」(『夜と霧』霜山徳爾・旧訳)流にいうと、

「(50年前に始まった泉北の)緑道から何をわれわれは”まだ”期待できるか(→そこを歩いての健康増進でしょう(=゚ω゚)ノ)」ではなくて、「むしろ緑道が何を(21世紀に生きる)われわれから期待しているか」だと思う。


それこそは、「21世紀の緑道のビジョン」ではないか(21世紀が始まってしばらく経つけど。(๑˃̵ᴗ˂̵)و)。


「ビジョン≒夢」こそが、青春に生きる人(©サミュエル・ウルマン)を惹きつけ、その人・その地の未来を形づくり、そのビジョンに集うことによって、集団としての〇〇人が形づくられる。そう、かつての日本や堺、そしてわずか50年前の泉北がそうであったように。


それはたとえば、これら:

の中で紹介されるものであって、

堺市トップページ >市政情報 >都市計画とまちづくり >泉北ニュータウン再生の取組み >泉北ニュータウン再生府市等連携協議会 >「泉ヶ丘駅前地域活性化ビジョン」の改訂について(平成27年1月)

が目指しながらも、(”まちの未来の顧客”を惹きつけ集わせるという点で)必ずしもうまく行っているとは言えないものだろう。


泉北の緑道のビジョンは何か?


泉北コモンズ(仮)

「コモンズ」のコモンには、”顧問”と、”common(共有の/共同の)”を掛けています。 泉北に暮らす人たちの顧問'sになれるように、泉北に興味がある人たちの共有地(commons)になれるように、コモンの輪を少しずつ広げていきたいと思います。 あなたもよければ、泉北のまちの住民、応援住民、ふるさと住民、そして私たちの仲間になって下さいませんか? 2040年代の泉北は、自分たち/D!Yで創る

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