「泉ヶ丘広場」ではなく、「いずみがおか広場」と「泉ヶ丘ひろば」にしたのはなぜか?

最新の「泉北コミュニティ」の「共聴アンテナ」に、こんなエッセイがあった。


いづみ健老大学の役員がやって来て「い<ず>みではなく、い<づ>みにしたのはなぜか」と、いきさつを聞かれた。38年前に、パンジョで発起人会を開いた。その時、私のそばに座っていた元堺市長の土師半六さんが「泉は水に関係あるので<づ>だ」と。元大阪女子大教授の山吉長さんが「そや、そや」とダメ押しをした。そのため学生募集のパンフレットに、私が「い<づ>み」と書いた。それが今も続いている。

念のため、辞書で調べたら水は「み<ず>」と表記。なぜか<づ>は使わないのだ! ちなみに<づ>を使っているのは、泉ヶ丘駅前の「ブックスいづみ」と「いづみ健老大学」だけ。和泉市も泉ヶ丘駅も<ず>だ。ところでグーグルで検索してみると、昔は<づ>だった。ネットのブログ「和語探検記」によると、古事記には水をみ<づ>と表記。

と言う訳で、泉北ニュータウン開発50年を機に、<ず>か<づ>か論争をしたら面白い。そして、堺市だけが番地に丁目の目をつけずに、丁だけで固執しているように、泉の振り仮名も「いづみ」と<づ>にこだわったらどうか。堺市は仁徳陵のある古都やから…と。京都のように昔にこだわると、風格が出るかも。(さらがい)(「泉北コミュニティ」2017年11月23日号


「いづみ健老大学」ね~。この表記の問題、私もいつも頭を悩まされる。

あと、「いずみがおか広場」か「泉ヶ丘ひろば」かの問題も。(後者の問題は、南海電気鉄道(株)が2016年3月24日に出したニュースリリースの中でも、まったく説明されていない。・・・というか、「『元気な街には、楽しい広場がある』という考えのもと、泉ケ丘駅前のシンボルである『広場』を全面改修し、かつ、『ひろば』を施設名称に採用することで、ソフト・ハード両面で泉ケ丘駅前エリアの活性化を図ります」と書かれているんだけど、ますますわけがわからん。ちなみに、商業施設は「泉ヶ丘ひろば専門店街」で、広場エリアは「いずみがおか広場」という区別のようです。)


昔からある問題としては他に、「泉ヶ丘」か「泉ケ丘」かの問題も。(これに関しては、<地区>としては小さな「ヶ」で、<駅名>としては大きな「ケ」です。・・・と言いつつも、上記のニュースリリース中の本文では正しく大文字の「ケ」が使われているけれど、末尾に貼りつけられている画像では小文字の「ヶ」が使われてしまっているので、まあ、当事者たちもちゃんと使い分けられていない感満載です。なお、上記の「共聴アンテナ」では「泉ヶ丘駅」と、小文字の「ヶ」が使われていまーす。)


ちなみに、現在の泉ケ丘駅は大規模改修中ですが(工事は来年3月には終わるらしい)、駅前表示に、それなりのフォントを使った文字で「いずみがおか」と書かれていて、「おお! 駅名まで、ついに変更する気になったか!?」とひとり色めき立ったのだけれど、これは、工事関係者の勇み足かな?‎ (๑′ᴗ‵๑)(今度、泉ケ丘駅を使うことがあったら、見つけてみてくださいね。栂・美木多側のホームに掲げてあります。)

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