泉北の地価が低いのはいいこと!?
基準地価 泉北、坪あたり31.9万円~6年連続横ばい 晴美台だけ1.1%下落~
大阪府が公表した7月1日現在の基準地価(住宅地)によると、泉北ニュータウン6地点のうち晴美台が6年ぶりに1.1%下落、他の5地点では6年連続して同価格で変動はなかった。
1坪当たりの平均宅地価格は31.9万円で狭山タウンより4千円上回り(昨年は7千円下回っていた)、金剛東地区より1.8万円(昨年は1.7万円)下回った。
和泉市では、周辺で宅地開発が進むのぞみ野では31万円と1.1%上昇、光明台は3年連続し変動がなかった。
また沿線別住宅地基準地価は泉ヶ丘(32.7万円)は6年連続変動なし、金剛(39.6万円は1.8%上昇した。
府の住宅地の平均変動率は4年連続して0.0%だった。堺市全体では0.9%の上昇、北区の上昇率が3.3%で昨年に続き、最も高い。南区(6地点)は6年振りに0.2%の下落。和泉市全体では変動がなかった。
基準地価 土地取引指標の一つで実際の土地取引の目安として活用されている。都道府県が毎年1回、7月1日時点の基準値について売り手も買い手も納得できる価格を調べ、国土交通省がまとめて公表。大阪府は689地点(昨年度同数、一部基準値変更あり)。(「泉北コミュニティ」2017年10月26日)
なお、千里ニュータウンの平均坪単価は85.1万円で、多摩ニュータウンの「多摩センター」地区の平均坪単価は73.5万円となっている。
そうすると、泉北ニュータウンは、千里ニュータウン、多摩ニュータウンの半分以下の費用で、同じ面積の土地を買えるということになる。
これって、いいことだよね!?
同じものを安く買えたら、喜ぶのが普通になっている世の中に、私たちは生きているわけだけれど、とかく土地のことになれば、そうはいかないのが、興味深いところだ。
アメリカから入ってきて、私もその渦に巻き込まれている「エリアマネジメント」が第一に持っている目標は、「エリア価値=地価を上げること」であったりして(その結果、資産価値が上がり、税収も上がり・・・となる)、これもまた興味深い。
必要なのはたぶん、地価を抑えながら、人々の可処分所得を上げて、かつ、不動産流通を活発化させること、なんじゃないかなあ??
・・・そんなこと、できるのか?
できる。
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