府営住宅の建て替えと入居が進んでいます
宮山台4丁の府営建て替え ~10月から入居開始、14階建て139戸、一般募集なし~
宮山台4丁府営住宅の第1期建て替えで9月末、新高層住宅14階建て(139戸)が完成する。泉北ニュータウンの府営住宅建て替えでは若松台2丁の14階建て1棟、竹城台4丁の10階建てと13階建ての2棟に続いて4棟目。
大阪府住宅まちづくり部によれば、10月1日から新住居への入居が始まる。ここでは全戸入居する見込みで一般募集はない。間取りは、完全バリアフリーの3DKを中心に2DK、4DKで車いす常用者世帯向けのMAIハウス(3DK、2DK)も整備する。家賃は前よりは上がる見込み。
続く第2期建て替えは15、16、17、18、19棟を撤去し、12階建て(107戸)を新築する。来年度から撤去工事に着手する予定で23年頃完成の見込み。
また、近畿大学医学部の移転先となっている府営三原台1丁住宅の第1期建て替えの新高層住宅10棟・計683戸の新築工事7工区のうち、4工区で工事業者が決まった。秋までに残り3工区の業者を決め、今年中には空き棟の撤去工事を終えて、来年初めには本体工事に着手する。(「泉北コミュニティ」2017年9月28日号)
この号には、「公的賃貸住宅団地別建て替え事業実施状況(2017年9月)」という表が付いていて、泉北ニュータウン内の建て替え事業対象団地を一目で見られる(とっても便利!)。
その内容は、以下の通り。
- 宮山台2丁(府営)220戸:2023年~移転
- 宮山台4丁(府営)671戸(一部建替):第1期【完成】14階建て139戸、事業期間~2017年、2017年10月より入居/第2期12階建て107戸、事業期間2018年~2023年、完成未定、2018年度から着手
- 竹城台3丁(府営)555戸(一部建替)2020年~移転
- 竹城台4丁(府営)445戸(一部建替)第1期1号棟【完成】10階建て80戸、事業期間~2017、完成2017年5月、2017年6月から入居/2号棟【完成】13階建て130戸、事業期間~2017年、完成2017年5月、2017年6月から入居/第2期(3号棟)8階建て120戸、事業期間2016年~2020年、完成2019年
- 泉北竹城台1丁(UR)1,502戸(一部建替)先行区事業期間2017年~2022年/後行区事業期間2017年~2022年
- 泉北泉ヶ丘駅前(UR)627戸、2022年移転
- 三原台1丁(府営)1,605戸/第1期7~14階建て10棟計683戸、事業期間2016~2021年、完成2019年春以降順次完成、7校区に分けて建設、2017年7月4校区で業者決まる/第2期6~12階建て6棟計396戸、事業期間2016~2021年、完成2021年以降
- 若松台2丁(府営)859戸(一部建替)第1期【完成】14階建て177戸事業期間~2016年、完成2016年7月、入居終了/第2期10階建て125戸、事業期間~2018年、完成2018年度、6階建42戸/第3期9階建て112戸、事業期間2017年~2021年、完成2021年
ポイントは、
- 大阪府住宅供給公社の団地が一つも入っていないこと。
- 上記公社の団地を含め、ここに挙げられていないものは、すべて耐震工事等が済んでいるか、その予定があるものであり、それらの団地は今後さらに半世紀の間、使われる可能性があるということ。
- すなわち、「このあたりの団地もいつか建て替えされて、辺り一帯がフレッシュになって、千里ニュータウンみたいになるんでしょ? わくわく٩(๑❛ᴗ❛๑)۶」という美しい(勝手な?)期待や想像は、実現しないこと。
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