空き家、空き地、空き農地をどうするか?
現在、日本にある空家は約820万戸、空家率は13.5%と言われています(平成25年住宅・土地統計調査)。5年前に比べて63万戸(空家率8.3%)増加し、空家数、空家率共に過去最高となっています。中でも、一戸建の空家の増加は著しく、空家数全体の79.0%を占めています。
堺市南区においては、空家数は7,480戸、空家率にすると10.4%と全国平均よりは低い数値ですが、今後、人口減少、少子高齢化がさらに進んでいくことから、身近な問題として空家について考えていく必要があります。
[目次]
- 空家を放っておくとどんな問題が?
- 空家になる前にしておきたいこと
- 空家になったら適正管理を
- 空家の活用方法
- リノベーションによる活用
“さかい空き家バンク”は、堺市内にある空き家及び空き地の有効活用及びその支援に関する事業を通じ、安心して暮らせる住まいの環境とまちづくりの推進に寄与することを目的とし、設立された(2016年11月11日)一般社団法人です。
- 空き家は周囲の環境に悪影響を及ぼす。~空き家を放置すると、街の景観を損なうだけでなく、衛生面や防災・防犯面の悪化など、様々な問題が起こる可能性があり、地域のコミュニティの悪化にもつながります。問題が起こった場合は、空き家所有者の責任となり損害賠償を求められる可能性もあります。また、住まなくなり3年以上たつと居住用財産としては扱われず課税対象になります。負担や問題がおこる前に早急な対策を打つ必要があります。 ~
- 「空き家問題」の相談窓口の必要性。
~空き家をそのまま放置すると問題が起こりうることは分っていても、どうすればいいのか分らない人は多く、どこへ相談すればいいのかわからず、放置してしまう例が多くあります。相談できる団体があることにより「空き家問題」へ早い段階での対策を打つことができ、空き家を活かすことのできる提案の幅も広がります。 ~
- 空き家を活かし、市場の活性化を。 ~空き家を不動産として売買するだけでなく今ある建物をリフォーム・リノベーションして活用する、賃貸物件として収益を得るなど、活用方法は様々あります。不動産・建設業界全体の市場の活性化を促します。~
「みなさんのふるさとを守りましょう!~あなたの田んぼ、農地中間管理機構に貸しませんか~」
- 農地中間管理機構に貸せば、平成29年度の固定資産税から2分の1に軽減されます。
- 自分の田んぼがきちんと工作され、ふるさとの美しい景観が守られます。
- 荒らしたままにすると、平成29年度の固定資産税から1.8倍に増額される場合があります。
- 雑草が生い茂り、害虫が周辺の田んぼにも迷惑をかけます。
日本には、琵琶湖2つ分くらいの荒れた田んぼがあります。田んぼを荒らさず、また、荒れた田んぼを再生して、みなさんのふるさとを守りましょう。みなさんが耕せなくても、公的機関が田んぼを借りて、しっかり管理してくれる仕組みがあります。ぜひご活用ください。
・・・と、いう話なのだが、このモヤモヤ感、どう表現したらよいだろうか。(*'ω'*)
私は基本的に、恫喝的な手法は、短期的・局所的な問題解決につながっ(たように見え)ても、感動と幸福にはつながらないと思っています。
これまでとは異なり、今とこれからの私たち(の社会)に必要なのは、課題の解決ではなく、幸福の醸成だと思うのです。
「信頼による(社会)デザイン」が、こういった課題(うぅ。やっぱり”課題”だ。笑)をクリアできるはず、と思うのですが、誰か一緒にやりませんか? 人生100年時代らしいし、〇〇には事欠かず、きっと楽しいはず! ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
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