藤山直美「団地」


阪本順治監督・藤山直美主演「団地」(2016年)

◆日時:8月20日(日)①10:30~、②13:00~(上映時間103分、全席自由・入替なし)

◆場所:ソフィア・堺(堺市中区深井清水町1426)

◆料金:前売り800円(当日1,000円)

(あらすじ)舞台は大阪近郊にある古ぼけた団地。山下ヒナ子・清治の夫婦は、二人きりでひっそり暮らしている。半年ほど前、とある事情で家業の漢方薬局を廃業し、ここに引っ越してきたばかり。毎日、ヒナ子はパートの仕事に出かけ、清治は植物図鑑片手に裏の林を散歩三昧だ。どこか世を捨てた雰囲気に、隣人たちは好奇心を隠せない。ある日、団地内のちょっとした事件をきっかけに、ヘソを曲げた清治は床下の収納庫に潜ってしまう。「僕は死んだことにしてくれ!」。それから二か月──。団地からふっつり姿を消した清治について、ご近所では失踪説が流れていた。何ごともなかったかのように淡々とパートに通い続けるヒナ子。「山下さんていう人、殺されてると思う」。やがて、ある主婦が思わず口走った言葉をきっかけに噂は一気にエスカレート! 団地中を妄想が渦巻き、マスコミの取材クルーまでドッと押し寄せる。さらに、奇妙な立ち居振る舞いの青年が、山下家を訪れて……。


上映会の公式チラシの表面にある惹句は、

【DANCHI】なんでもありえる昭和の集合住宅。ウワサが転がる小宇宙。

裏面にあるのは、

「団地でオモロイなぁ・・・噂のコインロッカーや」

というもの。


いやいや、泉北約6万戸のほぼ半数(約3万戸)は、平成29年間が経過した今も、団地(公的賃貸住宅)なんですけど。( ;∀;)

こういった惹句を読んで、団地住人はどう思うだろうか。

そもそもこの上映会を企画した担当者は、団地住人ではない(そして、良かれと思って企画した)確信があるんだけど、どうだろうか。


私たちが呼んで来なきゃいけないのは、そこから簡単には逃れられない”リアルな当事者”が目を瞑り、耳を閉ざしたくなるような話ではなく(それがコメディであっても、だ。いやむしろコメディだからこそ)、見ても見えず、聞いても聞こえていない「私たちの足元」と「豊かなサイン」なんじゃないだろうか。そう、たとえば、こんな風に


・・・とまで言う割には私、この映画、まだ観てないです。

観に行くか...orz


そういえば、こんな歌もあったなあ。太郎「男女」。(遠い目。*'ω'*)

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