”新生”原山公園(屋外プール、カフェ、ジム他)の運営事業者が決まりました
屋外プールやカフェ、ジムなどを新設予定の原山公園再整備運営事業について、1グループから 入札参加があり、学識経験者等で構成する堺市PFI事業検討委員会の審査を経て落札者を決定しました。
なお、検討委員会における審査の経過及び結果等をとりまとめた審査講評は後日公表します。
今後、落札者が設立する特別目的会社と事業仮契約を締結した後、契約の締結その他の関係議案を平成29年第3回市議会(定例会)に上程する予定です。(2017年5月24日堺市報道提供資料)
代表企業は、株式会社フージャースリビングサービス。
同社を傘下に持つ株式会社フージャーズホールディングスは、これまで、新築マンション開発・販売を中心に事業を展開し、「首都圏から地方へ全国に展開。全100棟、10,844戸の管理実績」(会社情報>事業案内>不動産管理事業)ということだが、関西エリアはわずかに19戸の実績しかない。
そして、目下の少子高齢化、都市の成熟化などを受けて事業の多角化を進めており、政府方針に基づく自治体のPFI事業の活発化も見込んで、2015年4月に、PFIの企画立案やマネジメントを主業務とする子会社「株式会社アイ・イー・エー」を設立、全国におけるPFI事業に取り組んでいるとのこと。
さあ、この事業が、同社の関西での事業展開上の橋頭保になるだろうか?(成功させてほしいな~。わくわく。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶)
(※ちなみに、本件が、フージャースグループ全体での、全国におけるPFI事業の2件目の落札とのこと。1件目は、滋賀県大津市の「(仮)新富士見市民温水プール整備・運営事業」(落札価格約20億円)。)
なお、上記の堺市報道提供資料によると
〇自主事業
栂・美木多駅周辺の賑わい創出に資する事業については、原山公園のマネジメントを通して公園利用者と多様な主体との意見交換の機会や場を創出するため、ラウンドテーブル形式による協議会 を設置・運営
ということなので、こりゃあ、私たちも協議会に参加しなくちゃね!(๑˃̵ᴗ˂̵)و
ちなみにこの事業、公告・募集段階では複数のグループが入札を検討していたことまでは知っているが、いずれも応札を断念し、最終的には同社しか応札しなかったことを見ると、なかなかに厳しい内容だった模様。(今回の落札金額は47億円余り。)
栂・美木多駅前では”新生”原山公園が2020年にオープン、泉ヶ丘駅前では近畿大学付属病院等が2023年にオープン予定と、ハード面での大規模開発が続くことになる。
さて、ソフト面はどうする、私たち!?
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