ときめく組織論(第12話)
前回、「地域を良くしよう」として始まった活動や事業が、個人としても組織としても「あなた(たち)の課題解決」をしているにすぎないように見えてしまうのは、それが、個人または組織の「私事」の域を超えていない(ように見える)からではないか、という話をしました。
私たちの師匠の一人は、「そのテーマ・事業は社会に求められているか?」と、常に自他に問いかけます。
そう、「ニーズはどこにあるか?」という問いです。
皆さんは、いま改めて、この問いにどう答えられますか?
私がこれまで、よくしてきた答えは、「私たちのような取り組み・事業が、現在の私たちの社会に必要なのは確かだ」といったものです。
でも、そう言いながら、「私たちの“ような”取り組み・事業が、現在の私たちの社会に必要なのは確かだと思うけれども、それが唯一、ベストとは限らないし、まして今後の社会においても、引き続きそうだとは限らない」ということをよく知っていました。(…言えなかったけど。笑)(つづく)
0コメント