府営住宅の空き駐車場にコンビニがオープン
泉北コミュニティ2016年10月13日号に、こんな記事が載っていました。
泉北ニュータウンの府営住宅団地の空き駐車場を活用したコンビニのローソン・堺高倉台店が10月1日、オープンした。大阪府住宅まちづくり部が高倉台1丁府営住宅の遊休地を貸し付けてコンビニで活用するもので泉北では初めてのケース。
府は「今後、泉北の府営住宅内の低未利用地に加え、老朽化した府営の建て替えにより創出した土地についても売却したり貸し付けたりして活用を図っていく」としており、団地の遊休地の有効活用が加速しそう。
先日、現場を通りかかった際には、交通量の多い道路沿いで、実際にお客さんの車が何台も停まっていて、便利に使われていそうな様子でした。
泉北における公的賃貸住宅の「そもそもの多さ」(泉北ニュータウンの全住戸:約5万8千戸のうち約半数:約3万戸が公的賃貸住宅)に加えて、間取り等が時代に合わないことなどによる「空き家率の高さ」(府営住宅、大阪府住宅供給公社は、空き家率が10%に迫る)が指摘されて久しいです(泉北ニュータウン再生指針)が、コンビニが一種のインフラ(生活基盤)として機能している現在、このように遊休地が貸し出されて、住民の利便性が高まるのは、とりあえずは良いことなのかなあ、と思います。
先日、「泉北NTの幹線道路[沿道]での”まちづくり”業務委託」というエントリを上げましたが、この話が進んで、泉北ニュータウン内で沿道サービス施設などの立地が可能になれば、街中にもっとこういう施設・店舗が増えるのでしょうね。
はてさて、それはどういう暮らしや景色・賛否を呼ぶのだろうか…。
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