泉北NTの幹線道路[沿道]での”まちづくり”業務委託

「堺市は7月、「泉北ニュータウンの幹線道路沿道におけるまちづくり誘導方策検討支援業務」を市浦ハウジング&プラニング大阪支店へ委託した。委託金額は378万円。来年3月まで。

泉北ニュータウンに近接する幹線道路沿道では沿道サービス施設などの立地が進んでおり、ニュータウン内においても立地できるようにすることが求められている。そこで、ニュータウン内の幹線道路沿道を対象に、生活に必要な身近な物品やサービスを提供する小規模な店舗などの生活利便施設の誘導の必要性を明らかにし、また市の今後の土地利用規制に関する施策・ 手法も明らかにすることが目的。業者は来年3月までに具体的提案を行ない、市は次年度以降誘導施策を進めて行く。〔高橋〕」(「泉北コミュニティ」9月8日号、p.14)


なお、原典はこちら(下記リンク先):「(平成28年6月8日公表)泉北ニュータウンの幹線道路沿道におけるまちづくり誘導方策検討支援業務に係る公募プロポーザルを実施(ニュータウン地域再生室)」

※ちなみに、同ページには、「補足資料:本業務の対象となる「幹線道路」とは、以下の図に示す「都市計画道路及び住区幹線道路」を想定します」と、泉北丘陵住宅地区開発計画図が添付されている。この地図では、神社や墓地を含むエリアが白抜きになっていたり(つまり、そこは「ニュータウンではない」ということ)、まだ「公益的施設」(計画)が残されていたりしていて、興味深い。(「これは計画図ですから変更されることがあります。昭和62年3月印刷」との記載あり。)


※さらに言うと、こういう委託が出たということは、数年後には、泉北ニュータウン内の幹線道路沿道において、店舗などの出店が可能になる(というか、それを進めていく。←そう書いてある)ということが分かる。(「え? 今でも、沿道にお店があるんじゃない?」とおっしゃるかもしれないが、それはニュータウン地域外にあるか、(住宅と店舗の)兼用住宅の形を取っているか、その他の理由を持つもので、現在は、ニュータウン内の幹線道路沿いの新規出店がおおっぴらに認められているわけではない、ということなんでしょうね。)


※なお、現状の基準は以下の通り。

「沿道サービス施設の取扱い基準(堺市ホームページ)」

「市街化調整区域における日常生活に必要な物品の販売店等の取扱い基準(堺市ホームページ)」


泉北コモンズ(仮)

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