まちづくりはどうしてひらがな?

「まちづくり」とは何か、ということで先に引用した、『「まちづくり」をしよう!~小学生からのまちづくり~』(2002年、堺市都市整備公社)の中に、

「『まちづくり』とひらがなで書くのはどうしてでしょう?」というコラムがある。


その答えは、このようなものだ。

「ひらがなの『まちづくり』という言葉が使われる1960年代頃までは、都市計画という言葉がよく使われていました。しかし当時は新しいものをつくることや大規模施設の建設こそがまちづくりと考えられていて、都市計画といえば行政が進めるハード整備というイメージが定着してしまいました。『街づくり』と漢字で書いた場合も、市街地整備などのハード整備のイメージが強いようです。

また、『町づくり』という表現は、『〇〇市△△町』の行政単位が漢字から連想されやすいということで、ひらがなの『まちづくり』という言葉が使われるようになりました。

ひらがなで書かなければ間違い、ということではありませんが、『まちづくり』には、まちに住む人々の暮らしを大切にする考え方、まちの整備を進めるにしても、行政だけでつくるのでなく地域の人と一緒に考えてつくるという意味合いが込められています。」


いや~、勉強になるなー。本は読むもんだな!! ><

(ちなみにこの冊子、堺市立図書館に9冊の蔵書があり、借り出し可能です。)

泉北コモンズ(仮)

「コモンズ」のコモンには、”顧問”と、”common(共有の/共同の)”を掛けています。 泉北に暮らす人たちの顧問'sになれるように、泉北に興味がある人たちの共有地(commons)になれるように、コモンの輪を少しずつ広げていきたいと思います。 あなたもよければ、泉北のまちの住民、応援住民、ふるさと住民、そして私たちの仲間になって下さいませんか? 2040年代の泉北は、自分たち/D!Yで創る

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