ときめく組織論(第3話)
前回は、こんまりさんのときめき本がすごいんですよ、という話をしました。
乱暴な要約になってしまいますが、彼女がすすめる片づけの極意は、以下のようなものです。
〇「まず、どんな風に生活したいかを考える」
(あなたの理想の暮らしは何か? あなたは何に囲まれていると幸せか?)
〇「ときめくか、ときめかないか。ときめくものだけを残す」
(物を触った時の自分の直感を信じる。選ぶべきなのは、捨てる物ではなく、残す物。いつ手に入れたか(過去)、いつか使うか(未来)は、関係ない)
〇「常に何を持っているか分かるように収納する」
(何を持つのかは、どう生きるのかと同じこと。大事なのは、ときめいているものに囲まれた状態で暮らすこと)
〇「片づけをすると、やりたいことが見つかる」
(自己分析、自信、決断力が磨かれる)
どうです? すごいでしょう(いや、私の要約だとすごくない?)。
この本は、片づけ本でありながら、生き方の本なのですよね。
(つづく)
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